突然ですが【閉店のお知らせ】
一部のお客様にはすでに口頭にてお伝えしましたが、わたくしの都合で申し訳ありませんが、「酒と鮓 梅軒」は3月をもって閉店させていただきます。なかなかハッキリとした日程が決まらず、ご報告が遅くなってしまいました。
両親が倒れてしまいその介護や、息子の保育園等の兼ね合いで家族全員で沖縄へまた引っ越すことになりました。
せっかく常連のお客様もできてきて、これからと言う時ですが…。
家の引っ越しや、店の片付けなどの都合で3月はかなり不規則な営業になります。
【3月営業日・夜のみ営業】
3/1(金)、3/2(土)
3/14(木)〜3/22(金)定休日無しの営業です。
実質、最後の営業日は22日(金)になります。
短い間でしたが、皆さま大変お世話になりました。残り少ない営業日数ですが、よろしくお願いいたします。
酒と鮓 梅軒
2月の臨時休業のお知らせ
わたくし事で申し訳ございませんが、2月のお休みのお知らせです。
2月
10日(日)夜
16日(土)昼
24日(日)~28日(木)昼夜ともに
他、水曜定休
上記の日程でお休みいたします。
よろしくお願いいたします。
梅軒
年末年始の営業日のお知らせ
年内は12/28(木)まで営業
年始は1/7(月)18:00より営業となります
本年もお世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします。
酒と鮓 梅軒
高知 「文佳人」アリサワ酒造蔵見学
先日、高知に行った際に空港からほど近い「文佳人」を醸すアリサワ酒造さんにもお邪魔させていただきました。
「文佳人」の銘柄では200石ほどの小さなお蔵さんですが、かなり美味しい酒を造ります。僕も大好きな銘柄のひとつです。
洗米・浸漬
天高がないので大変そうです(笑)
造りのタンク
蔵内を温度調節しているので、手作業でのラベル貼りなどもこの場所で行うそうです。外でラベル貼りすると結露でうまくラベルがくっつかないのだとか。南国高知らしいですね。
酒母タンク
上槽用の槽(ふね)
「ふなしぼり」や「ふなくち」はこの搾り機でしぼったお酒のことです。
文佳人さんでは少量づつ搾ることでスピーディーかつ、酸素に触れる時間を極力少なくしているそうです。
サーマルタンク
搾られたお酒はこのサーマルタンクでおり引き。これも酸素に触れないように二酸化炭素で蓋をしているそうです。
瓶燗機
1升瓶に詰めた生酒をこれで湯煎にかけながら火入れ殺菌します。
手作業での時間のかかる工程です。
今回、ご対応くださった有澤社長。
最後にきき酒もさせていただきました。「文佳人 秋あがり」美味しかったです。「辛口純米」も飽きのこない味でずっと呑んでいられそうで、これからの季節に鍋なんかつつきながらイイですね~。
まだまだ小さな蔵元さんなので、関東ではあまり見かけないかもしれませんが、もしみかけたら高知の「文佳人」是非呑んでみてください。美味しいですよ~。
酒と鮓 梅軒
酔鯨【土佐蔵】落成記念パーティー
先日の高知県酔鯨酒造さんの「土佐蔵」見学の後の落成記念パーティーです。
高知市内の旭ロイヤルホテルの会場にて行われました。
酔鯨の大倉広邦社長の挨拶。
電飾での飾りつけもおしゃれなパーティーでした。
広邦社長と酒屋さんたちと。久しぶりに関西酒屋チームともお会いしました。
その後、二次会を経て、ひろめ市場に行き、定番の屋台の餃子屋へ。
餃子とビールが旨い。
このあと、もう1件みんなで行きました。
翌日は折角高知に来たので、とさ電に乗って木曜市へ仕入れに。
有名な日曜市よりは小さめですが、地ものの野菜などがたくさん並んでます。
今が旬の四方竹がたくさん出ていました。もちろん購入しました。
時間があったので近くの高知城へお散歩。
外国の観光客が多かったです。
酔鯨さんでは土佐蔵の見学もできるそうです。高知に行ったら見学させていただくのも楽しいかと。これから出てくる新酒の酔鯨が楽しみです。
酒と鮓 梅軒
高知 酔鯨新蔵【土佐蔵】見学
先日、高知の酔鯨さんの新蔵のお披露目会があり、お呼ばれいただいたので梅軒をお休みさせていただいて、お邪魔させてもらいました。
高知は5~6年ぶりでしょうか。相変わらず南国ムードのある温かい土地です。
元々ある酔鯨さんの蔵は高知市内にありますが、この新しい蔵は市内から車で30分くらいの山の中にあります。5000坪の広い敷地に立派な蔵ができあがっていました。
ざっと見学させてもらった蔵の中をご紹介。
精米器(新中野式)。酒米の多くは精米された状態で納品されることが多いですが、酔鯨さんは自社精米をやろうということで精米機を導入されました。この場所も冷蔵設備が整っているので約12℃(だったかな)に室温を保っているそうです。
原料の米はこの貯蔵室で管理されます。ここも室温12℃、湿度65%に保っているそうです。
洗米室。洗米された米を限定給水させ、水を切る工程までがここで行われます。
洗米機。少量を丁寧に洗えるサイズの洗米機です。
甑(こしき)。これで米を蒸気で蒸し上げます。
蒸しあがった米はこちらの放冷機で適温まで冷やされます。
麹室。壁をあえてパネルで作ることで、杉などの木材からの移り香などの影響をうけないようにしてあります。
出麹室。ここで先ほどの麹室で出来上がった麹の水分を飛ばしたり、温度を下げたりします(枯らし)。
酒母室。
仕込み室。フラットな床に20本のサーマルタンクの上部だけが並んでいます。
タンクを覗くと、すでに新酒が造られていました。
先ほどの仕込み室の下。約3トンのサーマルタンクは管理のしやすい小ぶりなサイズ。
この新しい土佐蔵ではすべて吟醸クラスの高品質酒のみを醸す蔵とのこと。
上槽室。搾りは「薮田式」で行われます。先ほどのタンク室のすぐ横にあるので、作業動線がいいですね。
来客用のギャラリー。かなりおしゃれなギャラリーで、酔鯨の試飲やイベント、グッズ販売なども今後あるそうです。
まったくのゼロから造られた新しい酒蔵は、作業動線のよく考えられたものでした。しかもすべての部屋が空調で温度管理されていて、品温管理もバッチリ。
こりゃ~これからの酔鯨にさらなる期待をしてしまいます。
この見学のあと、夜はお披露目パーティーが行われました。
そちらはまた次にでも。
酒と鮓 梅軒