高知 「文佳人」アリサワ酒造蔵見学
先日、高知に行った際に空港からほど近い「文佳人」を醸すアリサワ酒造さんにもお邪魔させていただきました。
「文佳人」の銘柄では200石ほどの小さなお蔵さんですが、かなり美味しい酒を造ります。僕も大好きな銘柄のひとつです。
洗米・浸漬
天高がないので大変そうです(笑)
造りのタンク
蔵内を温度調節しているので、手作業でのラベル貼りなどもこの場所で行うそうです。外でラベル貼りすると結露でうまくラベルがくっつかないのだとか。南国高知らしいですね。
酒母タンク
上槽用の槽(ふね)
「ふなしぼり」や「ふなくち」はこの搾り機でしぼったお酒のことです。
文佳人さんでは少量づつ搾ることでスピーディーかつ、酸素に触れる時間を極力少なくしているそうです。
サーマルタンク
搾られたお酒はこのサーマルタンクでおり引き。これも酸素に触れないように二酸化炭素で蓋をしているそうです。
瓶燗機
1升瓶に詰めた生酒をこれで湯煎にかけながら火入れ殺菌します。
手作業での時間のかかる工程です。
今回、ご対応くださった有澤社長。
最後にきき酒もさせていただきました。「文佳人 秋あがり」美味しかったです。「辛口純米」も飽きのこない味でずっと呑んでいられそうで、これからの季節に鍋なんかつつきながらイイですね~。
まだまだ小さな蔵元さんなので、関東ではあまり見かけないかもしれませんが、もしみかけたら高知の「文佳人」是非呑んでみてください。美味しいですよ~。
酒と鮓 梅軒